ポジション名:Practice Manager Public Sector
社歴:約 5 年(インタビュー当時)

AWS に入社する前は電力業界のお客様を中心に、プライベートクラウド基盤を中心としたシステムインフラの設計構築およびセキュリティ強化のご支援をしてきました。法律や基準など、多くの規制の中でどのようにシステムを作るのかであったり、止まらない、かつセキュアなシステム基盤をどう設計するかのスキルは活かせています。また、長年地方のお客様を担当してきたこともあり、幅広い領域を一人で担当する経験は今のポジションでも非常に役立っています。

2010 年代中ごろに世間で大きな情報漏えい事件がいくつかあり、徐々に仕事の比率がインフラからセキュリティに移っていったのですが、同時に自身の中でオンプレミスのセキュリティ対策からクラウドのセキュリティ対策に興味が移り始めたタイミングで AWS のリクルータの方にお誘いいただいたのが入社のきっかけでした。当時から AWS はセキュリティに力を入れていて、提供しているサービスも多く、お客様に対して広い範囲でセキュリティの支援ができると思い、セキュリティコンサルタントとして入社しました。

私自身は AWS に入社してから1年半はセキュリティコンサルタントとして AWS を活用したシステムのセキュリティ設計や実装、セキュリティ対策状況の監査のご支援、1年は組織全体のリードとしてビジネス面での推進、2 年半はプロジェクトデリバリーチームのプラクティスマネージャとして組織が担当するプロジェクト群の推進・品質面での管理と、3 つのロールを経験してきましたが、一貫してパブリックセクター(公共領域)のお客様を担当しています。
現在は公共領域のプラクティスマネージャとしてお客様のプリセールスチームを率いています。ガバメントクラウドをはじめとする、国や地方自治体が利用する大きなクラウド基盤へのシステムの移行や、これからはじめてパブリッククラウドを利用されるお客様に対して、AWS 利用のメリットや効果をお伝えしながら提案活動をリードしています。
同時に体半分はまだプロジェクトにも参加しており、セキュリティコンサルタントとしてセキュリティに対する課題への助言や、AWS 上でより強固なセキュリティを実装するためのコンサルティング業務も継続しており、プリセールス、ポストセールスにとらわれない形でお客様をご支援しています。
プラクティスマネージャはチームメンバーの育成も行います。メンバーがスムーズに仕事ができる環境作りや、今後のキャリアパスに向けた育成計画、スキル向上のために少しストレッチする必要があるプロジェクトアサイン等、メンバー個々人の性格や得意領域に合わせた対応をしています。

仕事に対する自由度が高く、やりたいこと、興味があることへの挑戦がどんどんできることは飽きっぽい性格の私にはとても合っています。新しいサービスや機能が次々とリリースされる AWS は、いわゆる「前例を作る」ことができる機会も多く、常に新しい気分でお客様やプロジェクトに接することができます。また、自身の役割も柔軟に変えることができるので、自分の担当する範囲や、お客様への接し方も周囲に合わせて変えられることもやりがいのひとつです。
また、採用活動やメンバー育成など、チームをより大きく、より強くする取り組みもやりがいのひとつです。AWS ではチームのマネージャやメンバーが新たに迎え入れるメンバーの採用活動を行います。チームがより良い活動をできるために必要なスキルや経験が何かを考えることは、なかなか体験できないものではないかと思います。